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| 松岡研究室ニュース・近況 (ブログ) |
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PROFILE |
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松岡 拓公雄 (まつおか たけお)
滋賀県立大学環境科学部環境計画学科
環境・建築デザイン専攻 教授
経歴:丹下健三・都市・建築設計研究所(1978年〜1986)
アーキテクトファイブ設立・共同主宰(1986年)
滋賀県立大学助教授(1999年〜2002年)
2002年より現職。
設計事務所アーキテクトシップ/アーキテクトファイブネットワーク設立(2006年)
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研究テーマ
| 近代において工学系の建築がエンジニアリングに偏り過ぎてきたのは事実ですし、もともと過去においては環境共生時代があり、国の発展という大義名分のもとエンジニアリング優先されたことは建築だけの問題ではなく、あらゆる分野に蔓延した問題です。現実としてこの半世紀にその規模が地球レベルに達してしまったという認識をもたなくてはなりません。犠牲は大きかったのですが、必然的におそいくらいにトータルに建築を含めた環境を考えなければならない時代が復活してきたと私は捉え、その修復をこれからの教育と研究で計っていかなければならないと考えています。 |
| そのような認識に立って、研究せねばならないと考えているひとつに建築や構造物と自然環境の「境界」についてです。縦割りから横へのつながりは全てについて言えることで、建築も生態学的に環境のなかで循環しています。このことは様々な著書で触れられていますが、実践としての良い例があまりにも少ないのではないでしょうか。また「場」の持つ力を分析することで環境を支配する例もあります。方位学や易学がかつて環境を守るルールだったように「場」のもつ性格、力を分析することで環境に対する人間のすべきことが考えられると思います。そのあたりの「境界」や「場」を体験や実践を通して研究し、地域環境や生活環境への貢献をしたいと考えています。 |
| またアーキテクトとは何かという定義づけは難しい問題ですが、やはり、まず建築を使う人、住む人を基本に考えることだと思います。そして新しい要素として明確に環境に対しての思想をもつことになります。たとえ住宅一戸でも「宇宙船地球号」の一員であることへの意識、それが集合住宅や街づくりということになれば、自らプランを計画するだけでなく、それに関わる多くの人たちとどう関係を結びながら、環境を造っていくか、そういう道筋をつくることも大切な要素になります。そういった能力もアーキテクトに求められているのではないかと考えると、幅広い活動ができるアーキテクトをめざすことも教育の一環として、それ自身、研究されるべきだと考えます。 |
モットー(座右の銘)
| 人生は一度きり(開き直りの覚悟がいります、だから楽しくやろうと言うことです) |
趣味
| 建築設計、旅行、映画、あるコレクション(ばかにしない人にだけ教えます) |
いま一番興味のあること
自己性格分析
| 自分に甘く、他人に厳しいずるい性格、でも寛容だと言われています。 |
県大で何をしたいか(研究、教育)
| 教育の重要性をあらゆる場面で痛感し、建築の持つ環境や社会に対する意味性が、バブル時代の功罪の罪として差別化や消費型に移行していった不愉快さと危惧を感じていまして、建築家の謙虚な姿勢も急速に遠のいた環境や建築の現実を考えると、個々に良い実際の仕事をしていくことも大事ですが、建築文化のボトムアップをするには良い建築家を育てること、その教育が今の私の新たなる課題だと気づいたのです。私の経験とネットワークを活かし、地球レベルでの過去や未来や文化的なものに等距離のスタンスと視野を持つ、新しい価値観を見出していくことの出来る後輩を育てたく、また建築という活動の側面からの社会への貢献と、その活動の楽しさを伝え、後に続く若者に夢を育み、その実現への役に立ちたいと心から思っています。そして建築は単体だけでは存在できない、環境の一部であることの認識を体感してほしいと思います。
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学生・入学生に望むこと
| 学生時代にしかできないこと、それは自分の夢を未来に向けて大きく拡げることです。その時に自分を知って、自分で判断することが大事です。年寄りより若いほうが、遅いより早いほうがといった価値観、しらずしらずのうちに刷り込まれた価値観で物事を判断していると人生をつまらないものにします。自分の周辺からものごとを同じスタンスで見ていくことで何か発見する喜びを味わってください。
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